Taskfileの使い方
シンプルなタスクランナーのTaskfileについて使い方を解説する。
インストール方法
homebrewがインストール済みの場合は以下のコマンドでインストールできる。
brew install go-task
初期化
タスクを実行したいディレクトリで以下のコマンドを実行する。
task -i
Taskfile.yml
が生成されるので、これ以降はこのファイルを編集する。
タスクの登録
生成されたファイルは以下のようになっている。
# https://taskfile.dev
version: '3'
vars:
GREETING: Hello, World!
tasks:
default:
cmds:
- echo "{{.GREETING}}"
silent: true
default
は実行する際の名前である。
cmds
は複数のコマンドを記載可能である。
以下のコマンドを実行するとHello, World!
が出力される。
task default
{{.GREETING}}
は変数部分で、コマンド実行時に上書きができる。以下のコマンドを実行するとHey
が出力される。
task default GREETING=Hey
silent
をfalse
にすると実行したコマンドが表示される。
また、記載しないとfalse
と同じ結果になる。
グローバルタスクファイルの作成
自分がどのディレクトリにいても実行できるグローバルタスクの設定について説明する。
まずは自分のホームディレクトリでTaskfile.yml
を作成する。
ただし、それだけだと実行時ディレクトリがホームディレクトリになってしまうので、実行したディレクトリに設定する必要がある。
tasks:
タスク名:
dir: '{{.USER_WORKING_DIR}}'